カナダ!toronto情報♪6月のイベント詳報:テイスト・オブ・リトル・イタリー(6月19日〜21日)

カナダ・トロント観光局 ·6/6・FBより
6月のイベント詳報、3回目はイタリア街のお祭り「テイスト・オブ・リトル・イタリー」。おいしいイタリアンに雰囲気たっぷりの伝統ライブ音楽!
イベント目白押しの6月のトロント。連続してお届けしているイベント告知&レポートで今回取り上げるのは「テイスト・オブ・リトル・イタリー」。
トロントのマルチカルチャーな文化をうつしだす、もっとも早い時期に行われる定番屋外イベント。イタリアという国民性を反映しているためか、賑やかで明るい雰囲気が満ち溢れています。
まずは、アクセス情報
地下鉄「クイーンズ・パーク(Queen’s Park)」駅を下車し、カレッジ・ストリート(College Street)を走る506番のストリートカーに乗り西へ(ハイパーク方面)向うと、バサスト(Bathurst)通りの交差点を越えた周辺から左右にイタリア街が見えてきます。
https://ttc.ca/Routes/506/RouteDescription.jsp?tabName=route

イタリア移民のルーツは古い

イタリアからカナダにやってきた移民のルーツをたどると、大航海時代にまでさかのぼることができます。
当時ヨーロッパに知られていなかったカナダに到達した最初の一人として有名な、16世紀に活躍したの探検家ジョン・カボット(Giovanni Caboto)。彼はジェノバ共和国生まれのイタリア人ですが、のちにイギリスに移住すると国王ヘンリー7世に雇われ、金銀財宝が溢れると伝えられていたアジアへの航路開拓のため大西洋へと船出します。

カナダは長くイギリスとフランスによって植民地争いの舞台となりますが、最終的にイギリス主権が確立すると、イギリス、スコットランドやアイルランドから移民や難民がカナダにやってきます。
「イタリア系カナダ人」はトロント市が誕生した19世紀中頃、カナダ全体でわずか2,000名ほどだったという記録が残っていますから、最初は大変小さなコミュニティーだったのですね。
カナダに住むイタリア人移民が爆発的に増えたのは、20世紀。これまでヨーロッパとカナダを結んでいた帆船が大型蒸気船に代わると、ヨーロッパから北米東岸部へ百万とも2百万とも言われる人々がカナダではケベックやモントリオール、アメリカではニューヨークのエリス島をはじめとする港の移民局に押し寄せました。

トロントのイタリア街は2つある

トロントには、歴史的・民族的な背景を持つ140カ所の「ネイバーフッド」と呼ばれるコミュニティーが存在しています。ギリシャ街、インド街、中華街などがありますが、イタリア人コミュニティーがあるイタリア街も伝統的なものの一つとして数えられています。
現在カナダには100万人を超えるイタリア人が、おもにトロントやモントリオールなどの都市部に住んでいます。「定住移民」としてすっかりカナダの生活に溶け込んだ彼らは、故郷イタリアを思わせる伝統的な暮らしを一部守りながらも、新しいライフスタイルを確立しています。
そうした暮らしぶりをトロントでかいま見ることができるのは、ダウンタウンの中心部だとカレッジストリート沿いと、ちょっと北に上がったセントクレア・ストリートの西側にある2つのイタリア街。それぞれ「リトル・イタリー(Little Italy)」、「コルソ・イタリア(Corso Italia)」と呼ばれています。

これからカナダはいい時期になりますよ!

夏休みのご計画これからまだできるプログラムあります!